お問い合わせ 24時間対応
WEB予約
MENU

高齢者がマグネシウム不足になるとどうなるか

2020.06.04

おはようございます。FUJIREX(フジレックス)代表 パーソナルトレーナー藤岡 直也と申します。本日は「マグネシウム」についてブログを配信していきます。

 

マグネシウム不足は摂取量が少なかったり、排泄が増えたりした場合に起こります。マグネシウムの不足は高齢者の健康をおびやかすさまざまな症状につながるため、毎日の食事からきちんと摂ることがとても大切です。

 

マグネシウム不足の診断は基本的に血液検査で行います。具体的には血液中のマグネシウム濃度が1.8mg/dl未満になっている場合低マグネシウム血症と診断します。低マグネシウム血症は、吐き気、嘔吐、眠気、脱力感、筋肉の痙攣(テタニー)、食欲減退などの症状を伴います。

 

またマグネシウム不足が長期になると以下のような病気になる可能性が高くなります。

 

虚血性心疾患

マグネシウムをたくさん摂取している方は、マグネシウムを少なく摂取している方より、虚血性心疾患の発症リスクが低いという研究結果があります。虚血性心疾患とは、心臓のある部分に血が十分行き届かなくなり、心臓の筋肉が酸欠になった状態のことです。

 

虚血性心疾患は狭心症と心筋梗塞に分けられます。狭心症は心筋への血管が細くなったりして、血のめぐりが一時的に悪化することで胸痛が起こり、数分から10数分で改善するものです。

 

一方、心筋梗塞は心臓の血流が完全に途絶えて心筋が壊死にいたるもので、壊死の範囲によっては最悪の場合死に至る病気です。

 

糖尿病

近年、マグネシウム不足が糖尿病と関わりがあることがわかってきました。マグネシウムの摂取が十分でないと血糖値を下げるインスリンが正常に分泌できず、糖尿病につながるとみられています。

 

高齢者が1日にとりたいマグネシウム摂取量

健康維持のためにマグネシウム不足にはぜひ気をつけたいところですが、高齢者のマグネシウム摂取量の目安はどのくらいなのでしょうか?

 

 

マグネシウムに過剰摂取の心配はある?

通常の食品によるマグネシウムの過剰摂取では健康被害が出たという報告はないため、「日本人の食事摂取基準(2015年版)」では、通常の食品からのマグネシウムの耐容上限量は定められていません。

 

ただし、サプリメントなど通常の食品以外からのマグネシウムの耐容上限量は350mg/日に設定されています。サプリメントなどからこれ以上の量のマグネシウムを摂取すると下痢の症状がでる恐れがあります。

 

マグネシウムを多く含む食品

精白されていない穀物(例:玄米 110mg、オートミール 100mgなど)や豆類(例:納豆 100mg、油揚げ 140mg など)にもマグネシウムが豊富です。

 

オートミールは、私も摂取しています。朝、昼は比較的糖質はほとんど摂らないのでどうしても我慢できなくなった時にランチの時にオートミールを食べたりします。

 

アルコールやストレスがマグネシウム不足の原因に

アルコールを飲むとたくさんのマグネシウムが尿から体外に排出されるため、飲酒量の多い方は、食品から十分にマグネシウムをとっているつもりでも、マグネシウム不足に陥っている可能性があります。

 

お酒を飲むときは、マグネシウムが豊富な食品(小魚やこんぶ、ドライフルーツなど)をおつまみにすると、マグネシウム不足を予防するのに役立ちます。

 

さらにマグネシウムはストレスによっても大量に消費されます。日頃からアルコールをよく飲んだり、日常的にストレスを感じている高齢者は、マグネシウム不足になっていないか病院で血液検査を受けてみると安心かもしれません。

 

まとめ

身体のさまざまな働きに関わっているマグネシウムは、健康維持のために高齢者はもちろん、さまざまな年代の方が十分に摂取しておきたい栄養素です。

 

マグネシウムが不足すると低マグネシウム血症の様々な症状(吐き気、嘔吐、眠気、脱力感、筋肉の痙攣、食欲減退)のほか、骨粗しょう症や心疾患、糖尿病といった病気にもつながりますので、毎日の食事から積極的にとりたいところですね。

 

しかし毎日の食生活でマグネシウムの摂取量だけに気をつけていると、ほかの栄養素が不足する可能性がありますので、バランスの良い食生活を何より心がけてください。お酒の飲みすぎにはくれぐれも注意しましょう。(笑)

 


解剖学、生理学に基づき
科学的根拠のある指導、施術